スポーツイベントや地域活性化の町おこしイベントなどを行う時には
参加者が大きな声をあげるなどして、気合いを入れながら活動をしたり
質の良い物を提供したりすることも大切ではありますが、
視覚的な効果も高めると、さらに盛り上がりが期待できるものです。
そして、この視覚的な効果に優れているアイテムなのが、のぼり旗です。
のぼり旗が風の力を受けてバタバタと動く姿と言うのは
活気があふれているイメージがあるもので、得られる効用効果は
素晴らしいものがあります。
また、風のない日はバタバタと動くことはなく、静かにゆったりと動く姿になりますが
夜の屋台など、イベントの内容によっては、こういった雰囲気が出せた方が
盛り上がることもあるものです。
このように、のぼり旗と言うのは、昼でも夜でも、また屋外だけでなく
屋内においても高揚感を高めることができる、とても優れたアイテムだと言えます。
なお、既製のデザインを使用するのも良いですが、オリジナルのデザインで
作成して使用すると、かなり個性が出せて、大きな盛り上がりが期待できるものです。
イベントの内容に合ったデザインののぼり旗を製作することができれば、
更に日常とは違う部分を演出することができ、来場者にとっても良い想い出になったりするのです。
デザインを一から起こすのが苦手なのであれば、業者に依頼して作ってもらうこともできます。
まずは自分が仕上げたいイメージを確立させて、それをしっかりと表現できるようにしておきましょう。
何を表現するためにのぼり旗を作るのか、といったことを考えることから始めましょう。
昔の日本に「スポーツ」はなかった!?日本におけるスポーツの広まり
ヨーロッパでのスポーツが狩りやボール遊びなどを起源とするように、日本のスポーツも古くは相撲や神事の中での、
技の競い合いや披露などに端を発しています。
ですが相撲はスポーツではなく、宗教的な儀式として存在していました。行事は武士の武芸や、民衆の遊戯などに分かれていきます。
武士の間では弓道が行われ、競技を競ったり競技会も行われていましたが、当時は今のようにスポーツを楽しむというような感覚では
ありませんでした。しかしそれらは暮らしの中に存在し、その後の近代スポーツの受け入れの前身になっていました。
日本の近代のスポーツは明治政府が招いた外国人教師達によってもたらされたものでした。
英国人フレデリック・ウイリアム・ストレンジは英語を教える傍らで、余暇の過ごし方として英国流のスポーツを紹介しました。
ボートや水泳、クリケットや陸上競技などを教え、1883(明治16)年には日本初の陸上競技大会を開催しています。
日本の近代スポーツの父は紛れもなくストレンジであると言えるでしょう。
1874年には、学校教育において昨今当たり前になされている、スポーツを取り入れた授業である体育が正式教科になり、
庶民の間にスポーツが爆発的に普及する事となりました。